ゴミ捨ての押さえどころ

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ゴミ捨ての押さえどころ

私達が捨てたゴミはどこに行くのか学んでおこう

私達が捨てたゴミはどこに行くのか疑問に感じたことはありませんか。

ゴミによる環境問題が大きな課題になっている今、私達が捨てるゴミがどう扱われているのか理解し、環境のために何に気を付けたらよいか考えてみましょう。

ゴミの収集・処理

日本では基本的に、自治体ごとに住民が捨てたゴミの収集・処理が行われています。自治体によってルールは異なりますが、一般的には、生ごみや紙類のような可燃ゴミは焼却施設で燃やされます。資源ゴミとして出されるプラスチック、ペットボトル、缶、ビンなどは洗浄や分別処理を経てリサイクル(再利用)されます。そして、焼却もリサイクルもできないゴミは最終処分場という場所に埋められるのです。

ゴミを焼却する際に残る灰もその多くは最終処分場に埋められる傾向にあります。

このように、焼却もリサイクルもできないゴミは最終処分場へ蓄積されていくのですが、そこで問題となるのが土壌、河川、生態系などへの悪影響です。また、それらの問題の不安から最終処分場は新設に反対の声があがりやすく、不足している自治体もあります。このような最終処分場の環境問題や不足問題を解決するために私達ができることは、最終処分場へ行くゴミの量を減らすことです。

最終処分場

最終処分場へ行くゴミの量を減らすために私達ができることは、ゴミの分別を徹底してできる限り資源をリサイクルすることです。分別ルールは地域によって異なるので、よく知らない方はお住まいの自治体のホームページで確認しておきましょう。

ゴミの量を減らすために、買い物の際に不要な袋やラッピングを断ったり、使わなくなったものはリサイクルショップなどに売ってだれかに使ってもらったりするのもよいでしょう。

私達が生活するうえで、ゴミはどうしても発生してしまうものです。しかし、環境への負荷を少しでも減らすためには、分別や再利用にしっかり取り組むことが大切です。

美しく住みやすい環境を将来に残すために、日々の生活のなかでできることから始めてみましょう。