ガスコンロとガスボンベの正しい捨て方を身につけよう

ガスコンロとガスボンベを使い切ってしまったけど捨て方がわからない、そんな経験ありませんか？正しい方法で処分しないと回収運搬中の火災につながり、重大な事故を引き起こしてしまうかもしれません。重大な事故を防ぐためにも正しい方法を身につけて捨てるようにしましょう。

ガスコンロは粗大ゴミとして捨てるようにします。捨てる前に自治体に申し込みをしてごみ処理券を購入してください。購入した処理券に必要事項を書き込み、処分するガスコンロに貼り付けます。回収業者から見て分かりやすいように貼る事がポイントです。ガスコンロをゴミ置き場に長時間放置しておくことは火災等の重大な事故につながる危険があるので、必ず指定日当日に搬出するようにしてください。

粗大ゴミで出すことが難しい場合は不用品回収業者や産業廃棄物処理業者に回収してもらい、代わりに処分してもらっても良いです。買い替えの場合は購入店に使わないガスコンロを回収してもらえる場合もありますので確認してください。

ガスボンベは本体をよく振って中身が残っていないかを確認しておきます。この時に残ったガスが部屋内に充満する可能性がありますので、必ず風通しが良く火の気のない屋外で行うようにしてください。中身が残っていた時はノズルを硬い地面に押し付けてガス抜きをし、もう一度本体をよく振って中身が空かどうか確認します。

自治体の指定があれば本体に穴を開けてください。この穴開けは本体に溜まっているガスを完全に抜け切る目的ですが、穴を開ける最中に火災事故が起きてしまう事例もあるため自治体の指示に従うようにしてください。何ゴミとして出すのかはお住まいの自治体によって変わってきますので、事前に調べておくことをお勧めします。

キャンプ等でガスコンロやガスボンベを使う機会が多いという人もいるでしょう。安全に使い切った後は捨て方まで安全な方法で捨てるようにしてください。回収運搬中の重大な事故を少しでも減らすために一人一人の心掛けが大切です。