ゴミ捨ての押さえどころ

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ゴミ捨ての押さえどころ

五月人形や雛人形は感謝の気持ちを込めて「供養」をしよう

雛人形や五月人形は、子どもに起こる可能性がある災難を代わりに受けてくれるといわれています。そのため、処分しなければならないときはできれば感謝の気持ちを込めて人形供養をするのがおすすめです。

供養は、
「神社やお寺」
「一般社団法人日本人形協会」
「自宅」
のいずれかで行いましょう。

一般的には、人形供養を行っている神社やお寺に持ち込むか郵送し、読経やお焚き上げをしてもらうことが多いです。この場合、費用は3000~1万円程度必要だと考えておくのが無難です。

人形供養

一般社団法人日本人形協会は、日本の伝統工芸品や産業振興を目的に活動している団体です。こちらでは人形感謝(供養)代行サービスを行っています。供養してほしい人形を郵送することで、1箱あたり5000円で、毎年10月に東京大神宮の「人形感謝祭」で供養してもらうことができます。11月にハガキで供養を完了したお知らせが届くようになっているので安心です。

自宅で供養をする場合は自治体によって費用が変わり、処分方法は燃えるゴミもしくは粗大ゴミに出すことになります。雛人形や五月人形を白い和紙の上で清めの塩をかけてから処分しましょう。これらの人形の役目は子どもの身代わりということもあり、人形自体にさまざまな厄がこもっている可能性があります。そのため、感謝の気持ちを人形に伝えながら塩で清めてから処分するほうが安心です。

神社のなかには、自宅で人形供養をするための専用キットを用意しているところもあります。説明書に沿って自宅で供養を行った後、キットに入っている形代もしくは絵馬を神社へ返送しましょう。返送した形代や絵馬は神社できちんとお焚き上げや読経をして供養してもらうことが可能です。

雛人形や五月人形はリサイクルショップやオークションなどでほかの人に購入してもらうという方法もありますが、できれば感謝の気持ちを込めて供養をしたほうが精神的にもすっきりとした気持ちで見送ることができます。

雛人形や五月人形