ゴミ捨ての押さえどころ

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ゴミ捨ての押さえどころ

親は子供へゴミ問題に対する適切な教育をすることが大事

ゴミ問題も含めて環境問題に対して意識を高めることが求められる時代、自身が意識的にゴミ問題に取り組むだけでなく、次の世代に対して適切にゴミ問題の教育をする心掛けを持つことも大事です。
子供は親を見て育つとよく言われますが、これはゴミの取り扱いに関してもあてはまります。
日常生活において、ゴミに対して無関心だったり、分別が適当だったりする親を見ていると、子供がその影響を受けて、ゴミに対して偏った考え方を持ってしまいかねません。

ゴミの意識を親が子供に示す

まずは、普段の生活のなかでゴミをきちんと扱うという姿勢を親が示すようにしましょう。
不要になった物をきちんと分別して種類別にまとめる、決められたゴミの日にルールに従ってゴミ出しをする、といったゴミとの向き合い方を親自身が示すことで、子供が正しい理解を深められるようにしてください。
ゴミ出しをする時に子供と一緒に収集ステーションへ捨てに行く、一定の年齢以上に達したらお手伝いの一環としてゴミ出しを子供に依頼する、といった教育をすれば、日常的なゴミとの接し方を子供が適切に身につけられるはずです。

不用品の処分を子供に教える

また、日常的なゴミ出しでは対処できない、不用品の処分方法について伝えることも大切です。
自治体に回収を依頼する場合は、大型ゴミ処理用のステッカーを購入できる店舗に子供を連れて出かけたり、不用品へのステッカーの貼り付けを手伝ってもらったりするとよいでしょう。
また、ゴミ収集の専門業者を利用して不用品処理をする際は、作業前後に業者のスタッフに対して、子供にも挨拶をさせるようにしてください。
幼少期から、ゴミ処理を担当してくれる人への感謝の気持ちを適切に表せるように教育しておくと、ゴミ処理に携わる人に対して、気持ちよくあたたかく接することができる人間へと成長できるでしょう。

できるだけ不用品が発生しないようにするにはどのような心掛けが必要かを話し合ったり、ゴミ関係のイベントに参加したりすることでも、子供のゴミに対する関心を引き出して、適切な教育を行えます。